ここ数年で一気に注目を集めている「CBDリキッド」。
ストレス社会の中でリラックス手段を探していたり、健康志向の方が多い日本でも、市場がどんどん拡大していますよね。
そんな中
実際、タバコや加熱式タバコのように1本ごとの量が決まっているわけではないため、最初は戸惑いがちです。
そこで本記事では、CBDリキッドの吸引回数についての考え方や初心者が気をつけるべきポイント、シチュエーション別のアドバイスなどを、しっかり解説していきます。
そもそもCBDリキッドの「吸引回数」が気になる理由
CBDリキッドを初めて購入したばかりの人からよく聞かれる質問のひとつに「どれくらいの回数を吸うのが適切なのか」というものがあります。
タバコ(紙巻き)なら1本吸うごとに終了の目安がありますし、加熱式タバコも1回の使用あたりスティック1本分です。
しかし、CBDリキッドには「何パフで1本分」といった決まりがないため、初心者にとって吸引回数の指標がわかりにくいのです。
私自身も当初は
となっていました。というのも吸おうと思えば一生吸えてしまうからですね。笑
CBDはニコチンのような依存性や強いキック感がほぼないため、「どのタイミングで切り上げればいいのか分からず、気づけば何十パフもしていた…」ということも珍しくありません。
さらにCBDには「ハイ」になる効果がないため、吸いすぎによる明確な酩酊感なども少なく、セーブの仕方をつかみにくいという面があります。
吸い始めの目安:少量からスタートする大切さ
「CBDに正解の回数はない」とよく言われますが、それでもある程度の指針はほしいところです。
基本的には初心者なら1~2パフ程度から試してみて、数分待っても何も感じなければさらに1~2パフ追加…という形で調整してみてください。
なぜ1〜2パフがいいのかというと、まずは個人差が大きいことが挙げられます。
CBDの作用は人によって感じ方が大きく変わりますし、身体の状態やストレス度合い、製品の濃度などの影響も受けます。
そのため最初から5〜10パフ吸うと過剰になるリスクがあります。
強い刺激がないぶん、効果が遅れてやってくることもあり、1〜2パフで効果を感じにくくても10分後にじわじわとリラックス感が訪れる場合もあります。
さらに、CBDは安全性が高いとはいえ、短時間で大量に吸うと胃の不快感や軽い頭痛、強い眠気などが出る可能性があるため、過剰摂取を避ける意味でも少量スタートは大切です。
結論としては、体調や不快感がなければ問題ないケースが多いですが、万一少しでも違和感があれば、回数を減らしたり休憩を挟んでみてください。
CBDリキッドは一日に何回でもOK?
実はCBDリキッドは法律上の上限や明確な吸引制限が設定されていません。
ニコチン製品のように未成年禁止や本数制限があるわけでもないため、大枠としては何回吸っても違法性はありません。
とはいえ、「吸いすぎると体調を崩すリスクもゼロではない」という点を踏まえて、あくまで自分の体に合った回数を見極める必要があります。
一日の中での使い分けとしては、朝に1〜2パフ程度でゆったり目覚める人もいれば、CBGリキッドを数パフ吸って頭をスッキリさせる人もいます。
昼にはランチ後の眠気対策に3〜4パフ吸うことで午後の集中力を取り戻すケースもあるでしょう。
夜は5パフ程度吸ってまったりし、読書や映画鑑賞などのリラックスタイムを楽しむ例や、就寝30分前にやや少なめにして自分の眠りに影響がないよう調整する人もいます。
ただし、運転や重機操作をする直前は避けるのが無難です。
リラックスが行きすぎて眠くなる可能性もあるため、安全第一を考えると使用を控えるか、十分時間を空けるように心がけましょう.
シチュエーション別の具体的な回数目安
個人差が大きいため「これが絶対」というわけではありませんが、便宜上の目安をいくつか紹介します。
朝に気分を落ち着かせたい場合は、回数目安として1〜3パフほどが良いかもしれません。朝は体が起きたばかりなので、高濃度CBDを一気に吸うとだるさが出る場合があります。
まずは少量で心地よさを探ってみるとよいでしょう。
昼の時間帯に集中力やシャキッと感を得たい場合は、2〜4パフが適切だと言われています。
CBGリキッドを選ぶと、カフェインのような刺激は少ないものの頭がクリアになるという声が多く、ランチ後の眠気対策にも使われることがあります。
夕方から夜にかけてリラックスやストレス解消を目的とするなら、3〜5パフが目安になることが多いです。
CBDやCBNあたりが人気ですが、夕方以降にやりすぎると夜更かしの原因になる場合もあるため、様子を見ながら調整するのがよいでしょう。
就寝前により深いリラックスを求めるなら、1〜5パフを参考にしてみてください。
寝付きが悪い人はCBN含有リキッドを選ぶと「深く眠れる」と感じる方が多いようですが、やりすぎるとベッドに入る前にうたた寝してしまうこともあります。
強い副作用の報告例は少ないですが、翌朝だるくなる可能性も考えられます。やはり少しずつ増やすというのが基本的なスタンスです。
過剰摂取によるリスクや副作用
CBDは安全性が高いとされ、多くの人が日常的に使っていますが、だからといって全くリスクがないわけではありません。
吸いすぎた場合、いくつかの症状が出ることがあります。
眠気やだるさは、リラックスが行きすぎてそのまま寝落ちしてしまうこともあり、夜ならまだしも日中の仕事中などには困るケースがあります。
多めに吸うなら休日の夜など、リラックスしても問題ないタイミングを選ぶと安心です。
胃のむかつきや軽い頭痛が起こる場合もあり、特に胃腸が弱い方が大量に吸引したり高濃度リキッドを多用すると気分が悪くなることが報告されています。
もし不調を感じたら吸引をストップして様子を見てください。強い眠気による事故の危険も考えられます。
運転や高所作業前は絶対に控えるべきであり、ニコチンと違いCBDには神経を高揚させる作用がほぼないかわりに鎮静作用が強まる可能性もあるため、眠気を催してしまうリスクが存在します。
CBDリキッドの濃度との兼ね合い
同じ「5パフ」であっても、リキッドのCBD濃度が違えば摂取量も変わるため、体感は大きく異なります。
濃度が高い製品(たとえば50%や60%など)を使うと、1パフでも相当量のCBDを吸収する場合があるので1~2パフでも十分すぎるリラックス感を得る人がいます。
逆に低濃度(5%や10%程度)のリキッドだと3~5パフ吸ってやっと効果を実感する、というケースが少なくありません。
初めて使う濃度のリキッドの場合は、いつもより回数を少なめに抑えてみるのがおすすめです。
濃度別の吸引回数の目安としては、たとえば低濃度(5~10%)なら3~5パフまたはそれ以上、中濃度(15~30%)なら2~4パフ、高濃度(40~60%以上)なら1~2パフでも十分という人が多いようです。
ただし、これもあくまで目安で、実際の体感や製品の特性によって異なります。
一日に吸える上限は?
法律的にはCBDリキッドを一日に何度吸っても罰せられるわけではありません。
しかし、具体的上限を医師や専門家が明確に示しているわけでもないため「一日何パフまで吸っていいのか?」という問いに対しては状況次第としか言いようがありません。
体調やストレス度合いによっては、風邪気味のときや疲労が激しいときに普段より体感が強まったり、逆に効果を感じにくかったりすることがあります。
摂りすぎた分は無駄になる可能性があるという説もあり、体が処理しきれないCBDは効率的に使われず排出されるかもしれません。
さらに、CBDは依存はしにくい反面、習慣化はしやすく、「1時間おきに吸わないと落ち着かない…」というクセがつく恐れもゼロではありません。
結果的に、1日を通して10パフ以上吸う人もいれば、朝・昼・夜に2パフずつ計6パフという人もいます。自分の適切な回数やタイミングは、人それぞれで異なるため、いろいろ試して見つけるのがベストです。
特に副作用がなく体調面で不安がないならOKというケースも多いですが、CBDの消費量や経済面を考慮すると、時には少なめにして体感を比べることをおすすめします。
CBDリキッドの上手な使い方:コントロールが鍵
CBDリキッドは何回吸ってもOKという一面があるとはいえ、やはり「コントロール」が大事です。ついつい吸いすぎてしまうのを防ぐためにいくつかのコツがあります。
一つは時間を決めることで、朝起きて1パフ、昼食後2パフ、夜寝る前3パフなど、使うタイミングをあらかじめ区切っておくと吸いすぎを防ぎやすくなります。
もう一つは1セットを短めに設定する方法で、1回の利用を3パフまでと決めるなど、あらかじめルールを作っておくと便利でしょう。満足できなければ1時間後に追加、といった形で回数を調整してみてください。
さらに、高濃度リキッドを使う場合は1パフあたりの威力が強いので、少ない回数で十分な場合が多いです。逆に低濃度なら5パフ以上でもそこまで問題ないケースがあるようです。
最も大切なのは自分の反応に敏感になることで、吸いすぎると少し頭が重くなったり、胃がムカつくといったサインが出るかもしれません。
そういった体感サインが出たら控えめにするか、逆に「もっと落ち着きたい」と感じたら1〜2パフ追加するなど、柔軟に対応してみてください。
まとめ:何回吸うかは自分の身体と相談しながら
CBDリキッドの吸引回数に「これ」という正解はなく、まさに人それぞれです。
1〜2パフで十分リラックスできる人もいれば、5パフ以上が当たり前という人もいますし、製品の濃度やコンディションによっても変化します。
最終的に重要なのは、「自分の体調をこまめにチェックしながら、少しずつ吸ってみる」という姿勢です。吸いすぎると眠気やだるさを感じる場合がありますし、逆に少なすぎるとあまり効果が実感できないかもしれません。
初心者は1〜2パフから始めて、必要に応じて徐々に増やしていくのがおすすめです。
運転や危険作業前は避け、体調に異変があればすぐ中断するなど、安全面にも配慮してください。
CBDリキッドはニコチンやタールを含まないため、タバコのような健康被害や依存リスクが低いとされますが、全くリスクがないわけではありません。
過剰な摂取による不快症状や経済的なコストも考慮しながら、適度な回数を見つけることが賢明です。
体が不快に感じなければ問題ない場合もありますが、時には回数を減らしてみて少なめでも十分リラックスできるか試すのもよいでしょう。もし回数を減らしても体感が大きく変わらないようであれば、リキッドを節約できるうえに過剰摂取のリスクも下がります。
本記事では「CBDリキッドって、何回くらい吸えばいいの?」という疑問を中心に、初心者にも分かりやすい形で考え方のヒントを提示しました。
1〜2パフの少量から始めて、体感をじっくり確認しながら回数を増やしていく方法が基本です。
一日に吸える回数に法的な上限はありませんが、体調を最優先にし、運転など集中力が必要な場面では避けることを忘れずにいてください。
「ちょうどよい回数」は十人十色です。
慣れていないうちは少し控えめにし、慣れてきたら自分のライフスタイルに合わせて回数をコントロールするのもおすすめです。
たとえば朝は1パフ、昼は2パフ、夜は3パフ、というように時間帯ごとに吸う量を変えてみると、より効果的にリラックスを得られるかもしれません。
少しずつ試行錯誤を重ねるうちに、「これくらいが自分に合っている」という回数が見つかるはずです。ぜひ安全かつ気持ちのよいCBDライフを送ってみてくださいね。
